先日ショート・コーチングを受ける機会があり、40年後の私をイメージしてみました。私は時間軸、つまり現在の延長線に未来をイメージすることが不得手で、「今」を深く、奥に潜っていくとリアリティのある未来を感じるのですが、そこで出会った40年後の私とは・・・
なんと、今とあまり変わらないのです。むしろ、今より健康で心も頭も身体もスッキリしています。骨も筋肉も、身体がすべてうまく連携していて、地球の生き物としてすこやかに存在しているという驚きの感覚でした。
そしてコーチの「若々しいね」の言葉に引っかかりを覚え、そもそもこの状態だと「若い」とか「年」という概念自体がないことに気づいたのです。
今の私たちは、誕生日から1年経つごとに1歳年を取ることにしよう、というルールで生きているので、私なら42歳ということになりますが、もしこれが「誕生日から10年経ったら、1歳にしようね」というルールだったら、私はまだ4歳。法律だって「お酒を飲めるのは2歳から!」(笑)
年齢は、多くの人が共同生活する際に都合がよいよう設定したルールに過ぎません。内側で自分を何歳と思うかは、勝手に決めてもいいのです。たとえば「私なっちゃん、4歳!」みたいな。そうしたら年齢という概念が薄くなっていきます。
社会のルールは尊重しつつも、それに頭から合わせたり、受け入れる必要はなく、内的に選択することは可能です。(あ、今このシーンは社会的な年齢を、便宜的に使いましょうね)ぐらいな軽い握りでも問題ない訳で。
無意識に受け入れていたルールから自分を引き剥がし、再選択していくことで、枠がなくなり、より自由な意識状態になってゆくのだなぁ、とこの体験を通して思ったのでした。
そして意識が変われば、確実に現実も変わる。
実際、このセッションから数日後に、身体の叡智に関するぶっ飛びワークを受けて、体が進化(というより、アンバランスな状態を脱し)始めました。
「意識が人生をクリエイトする」を自分を実験台にしながら、体現していきたいと思っています。